今治タオルブランド「今治謹製」が織り成すストーリー
身体の冷えを感じ、忙しい日が続くと、ゆっくりとお風呂に浸かって身体を温め、一日の疲れを癒したくなりませんか?
お風呂は、日本人にとってなじみ深いものです。
海外の人たちから見ると、日本人は無類のお風呂好きだという印象があるようです。
日本には、6世紀に仏教の伝来とともにお風呂の文化が入ってきたと言われています。
古代の入浴法は、現在のサウナに近く、湯気で身体を蒸す、蒸し風呂のことでした。
仏教では、僧侶は読経の際に身体を清めるために沐浴を行う必要がありました。
そのため、寺院には「浴室」や「温室」と呼ばれる入浴施設があったことが、文献から知られています。
この頃はまだ一般の人々が入浴できる機会はめったにありませんでした。
そうしたなか、寺院では病人や貧しい人々に対して入浴を施す「施浴」も行われました。
それらの具体的な実践につながった『温室経(おんしつきょう)』という経典があります。
『温室経』(正式名称『仏説温室洗浴衆僧経』)には、仏の説法として「七物」を用いて沐浴することで、「七病」を除き、「七福」を得ることができると説かれています。
「七物」とは、沐浴に必要な7つのアイテムのことで、以下のものが挙げられています。
①火
②水
③洗い粉
④肌用クリーム
⑤シャンプー
⑥歯ブラシ
⑦浴衣
「七病」とは、入浴によって解消される病気のことで、以下の7つを挙げられています。
①肉体的な病気
②風邪
③手足のしびれ
④冷え性
⑤熱気
⑥不清潔
⑦だるさや眼の疲れ
そして得られる「七福」は、以下の7つが挙げられており、
①無病
②清潔な身体、端正な顔立ち
③身体からの悪臭や衣服の汚れの解消
④肌の潤い
⑤運気の上昇
⑥清潔な歯、無口臭
⑦衣服が宝石を散りばめたようにきらびやかになる
その七福を得ることによって、人から敬われると記されています。
「七病」に挙げられたものは、いわゆる入浴による療養的な効能であり、現代にも通じる適応症が多くあります。
また、「七福」も入浴によって汚れを落として清潔になることや、気分的にリフレッシュできることは、現代でも共通していると言えるでしょう。
科学的な分析がない時代においても、経験的に入浴の効能を理解していたと考えられます。
日本人にとって入浴がなじみ深い理由が、少し分かったような気がしませんか?
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今日も一日お疲れ様でした。お風呂でゆっくり疲れを癒してくださいね。