今治タオルブランド「今治謹製」が織り成すストーリー
初の短歌集「はじまりは、恋」を刊行したり、国連WFP日本大使としてアフリカやアジアなど食糧難の地域へ赴き、現地の声を伝える活動を行ったりと、とにかく勉強熱心で行動力に富む知花さん。そんな彼女に贈り物に関して質問すると、答えは意外にシンプル。
「贈り物に関しては、贈る方のお家のテイストを邪魔したくないという思いがあります。贈る方にお子さんがいるか、同居してるパートナーがいるか、どう使ってもらうか等、色々と考えますが、結局キャンドルやお菓子に落ち着く場合が多いです。私自身もインテリアやお菓子がとても好きなので、キャンドルやお気に入りのお店で買うお菓子を贈る事が多いですね。
逆にいただく物もそういうものが多いですが、印象に残ってるのは少しイレギュラーなんですが、上等なレースで作られているブランドのランジェリーセットでしょうか? 自分では絶対に買わない物なので、とてもうれしかったです。
また、いただいた物へのお返しは決めていて銀座菊廼舎の「冨貴寄(ふきよせ)」シリーズから選びます。見た目もかわいくてとても心安らぐ和菓子です」。
この取材の時、知花さんは妊娠9ヶ月。そのためか最近は、タオルをいただくことも多いということ。
「この頃、贈り物にタオルをいただくことも多いんですよ。上質のタオルは、何枚あっても困らないので、とてもうれしいです。今治謹製の『至福タオル』もいただきましたよ。木箱入りだったのですぐわかりました。贈り物としてもタオルって良いですよね。結婚等の新生活が始まるときや、新年で新しいタオルに替えようと考える人もいるので、お歳暮等にも良いかもしれませんね。
海外留学を何回か経験している知花さんは、タオルの色にもこだわりがあるそう。
「グラデーションだったり絶妙な中間色、スモーキーカラーのタオルが好きです。インテリアとして置いておいても美しいと思います。ところが、そんな自分好みのカラーは、海外ではすぐ見つかっても、日本では、なかなか見つからなくて。そもそも私は、布というものが大好きで、海外に行くと織り染めや変わった刺繍があるとすぐ買ってしまいそうになります。特にアフリカの藍染めのデニムのような風合いが大好きで、何枚も持ってます。今治謹製のタオルは、この『紋織タオル』もそうですが、ニュアンスカラーが多くて好きなカラーが揃っていますね。」
タオルの厚さに関しても、色々と考えることがあるそう。
「自分では厚手のタオルが好きなんですが、家では実用的な中間くらいの厚さのタオルを使うことが多いですね。海の近くにも家があるんですが、そこでは逆に乾きやすい薄手の物を使ってます。
この『紋織タオル』は中間の厚さになるんでしょうか? 織柄のためなのか、二種類の糸が使われていて肌触りがとても心地よかったです。吸水も良くて、洗うたびに肌に馴染んでいく感じ。紋様に高級感があって、職人さんのこだわりがつまったタオルを大切な人に贈るのも素敵だなと思いました」