今治タオルブランド「今治謹製」が織り成すストーリー
他の洗濯物は大丈夫なのに、タオルだけ黒カビが生えてしまったという経験がある方は、いらっしゃるのではないでしょうか?
実はタオルには黒カビが生えやすいです。
今回は、タオルに生えてしまった黒カビの落とし方と、タオルに黒カビを生えにくくする対策についてご紹介いたします。
タオルは、水を吸うという特性のある布製品であるため、水をよく吸うように作られています。
またタオルの役割から、濡れた状態である時間が長いアイテムです。
その状態が、カビを繁殖させやすい環境を作ってしまっています。
黒カビは、生物学的には「真菌」という菌です。
真菌は菌糸を伸ばし、繁殖していきます。
この菌糸が布の繊維に入り込み、繊維を分解し栄養にすることで、繫殖していきます。
繊維に絡み付くので、タオルに生えた黒カビは衣類などと比べても落ちにくくなってしまいます。
見た目が悪い黒カビですが、黒カビが生えたタオルを使い続けることは健康にも良くありません。
カビが生えたタオルを使うと、カビが肌に付着してしまい、炎症を引き起こして肌荒れの原因となる場合があります。
また、カビを吸い込むことでアレルギーを引き起こす場合があります。
① 長時間湿ったままにしている
タオルを使ってから洗濯するまでの時間が長いほど、カビが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
② 汚れた後すぐに洗濯しない
皮脂や汚れがたくさん付いたタオルを放置する場合、カビの餌となる栄養がタオルにたくさん付いている状態になります。
特に台所で使う手拭き用のタオルは、食品を扱うためカビの栄養となるものが多く、繫殖しやすい環境です。
③湿気が多い季節に使う
特に梅雨〜夏は温度・湿度ともに高いため、カビが繁殖しやすい時期となります。
カビは、湿度70%以上、気温15~30℃程度の条件で繁殖しやすくなります。
④ 洗濯機の洗濯槽の黒カビが移る
洗濯槽の裏側に黒カビが発生していて、洗濯する際にそのカビがタオルに移ってしまう場合があります。
黒カビは落ちないと諦めてしまっていませんか?
あきらめて捨ててしまう前に、一度お試しください!
● 酸素系漂白剤で浸け置きをする
⒈手が荒れないように手袋をし、タライや洗面器、バケツなどに40〜50℃のお湯と、浸け置きの規定量の酸素系漂白剤を入れ、溶液を作ります。
⒉溶液にタオルを入れます。この時、カビの部分がしっかりと浸かるように浸けます。
⒊30分程度浸けて、カビが落ちていないようであれば、引き続き30分程度浸け置きします。
⒋水で数回すすぎ、軽く絞っていつも通り洗濯機で洗濯をして完了です。
●煮洗い
酸素系漂白剤で浸け置きする方法で落とせない場合でも、煮洗いで落とすことができることもあります。
⒈タオルが入る大きさの鍋(材質はアルミ以外)に水と酸素系漂白剤を入れ、溶液を作ります。
⒉火にかけ沸騰したらタオルを入れ、5分程度煮ます。
⒊火を止め、時々お箸などでかき混ぜながら冷ましながら置いておきます。
⒋手袋をしタオルを取り出します。水で数回すすぎ、軽く絞っていつも通り洗濯機で洗濯をしてもよいですし、水が透明になるまですすいで脱水をするのでもOKです。
①汚れたタオルは長時間放置せず、早めに洗濯をする
カビが繁殖する時間を短くすることで、カビの発生を防ぎます。
②洗濯した後も長時間放置せず、すぐに干す
洗濯後でもカビの菌を残らずきれいに除去するのは難しいため、放置しすぎるとカビが生える原因になります。
③洗濯機の洗濯槽を定期的に洗浄する
洗濯槽にカビが生えていると、洗濯毎に洗濯物にカビが付着してしまいます。月に1回程度、洗濯槽用のクリーナーで洗浄するのがおすすめです。
湿度の高い梅雨の時期は、ボリューム感がありすぎないタオルを使うのもおすすめです。
紋織タオルは、タオルの紋様の白地部分には甘撚り糸、色糸部分には紋様が際立つ双糸を使用しているので、タオルのやわらかい風合いと繊細な柄の両方を楽しんでいただけます。
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ラインナップ 1,100円(税込)~11,000円(税込)
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フェイスタオル 1,100円(税込) バスタオル 2,750円(税込)
小さめサイズのコンパクトワッフルバスタオル。
バスタオルはコンパクトなサイズでも十分、という方にはおすすめのシリーズ。
コンパクトと言っても、身体がしっかりと拭ける大きさとして考えられています。
サイズが小さい分、乾きやすいです。
薄くて軽いので、旅行やアウトドア、スポーツジムなどにも持ち運びしやすく、アクティブなライフスタイルにもおすすめしています。
【ご自宅用】今治謹製 コンパクトワッフルバスタオル
3,080円(税込)
使ったタオルはこまめにお洗濯をして、日頃から清潔なタオルを心がけましょう♪